最近は相続登記義務化の話が出ていますが、これが実際に法律としては制定されているためいつ、施行されるかといったところになります。噂では、2023年から2024年のいずれかで使われると言われており、相続登記をする場合には確実に登記をしなければいけなくなります。期限が3年ほどと言われていますので、仮に相続が2023年に行われた場合、2026年までは猶予がありますのでその間に行わなければいけません。とは言え先延ばしをしたところで、特に誰も得をしませんので早いところやっておいた方が良いといえます。
この時、なかなか実行できない理由があるとすれば、やはり費用の問題が考えられるでしょう。つまり、費用がかかるので先延ばしをしたいと言う気持ちがほとんどであり、それ以外ではめんどくさいといった部分が先延ばしをする理由になっています。費用はおおむね60、000円程度と言われていますので、そこまで大きな負担はありません。相続人が3人いた場合は、それぞれ20、000円ずつ負担するだけで登記ができてしまうわけです。
そもそもなぜ義務化されたかと言えば、所有者がわからない時が増えているからです。空き地だけでなく空き家の状態の場合には、そもそも所有者がわからなければその土地を誰かに譲渡するわけにはいきません。ただ法律が改正されると、市町村が買い取ることができるようになっており、市町村の土地と言うことになる可能性があります。いずれにしても、早い段階で相続登記をしておきましょう。